執筆者のTwitterアカウント:ヤグチタツヤ@yaguchi0626
ちむどんどんのロケ地・撮影場所は「沖縄」「東京」「鶴見」の3箇所。
2022年度前期 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が2022年4月11日に放映予定です。
ちむどんどんは、米軍統治下にあった1960年代に、
主人公が西洋料理シェフになることを夢見て沖縄から東京に上京し、
横浜鶴見に下宿するというあらすじです。
そのため、物語の舞台は「沖縄」「東京」「鶴見」の大きく3つです。
その内、「横浜市鶴見区」は、私が生まれてから35年以上住み続けている愛着のある街であり、
以前、ロケ撮影しているところをお見かけしたことと、
少しでも多くの方に鶴見という街を知っていただきたいという想いから
横浜市鶴見区のロケ地・撮影場所を中心に記事にします。
ちむどんどん 横浜市鶴見区のロケ地・撮影場所
横浜市鶴見区の主なロケ地・撮影場所は「仲通商店街」です。
その内、私がお見かけしたロケ撮影は
「おきなわ物産センター」や「てぃんがーら(旧おきつる食堂)」周辺です。
仲通商店街を端から端まで撮影したので、
商店街の雰囲気を知りたい方は、以下のYoutubeを再生して下さい。
この辺り一帯は、リトル沖縄や南米タウンと呼ばれることがあり、
沖縄料理店やブラジル料理店が多く存在します。
中でもおきなわ物産センターが仲通り商店街の代表的なお店で
沖縄に関わる食料品や生活雑貨が一通り揃います。
今でこそ東京銀座にご当地土産を取り扱っているアンテナショップが集結していますが、
おきなわ物産センターは1986年から創業しており、その先駆けだと思っています。
![](https://yokohamatsurumi.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5368-1024x576.jpg)
おきなわ物産センターに隣接する沖縄そば専門店「てぃんがーら」。
![](https://yokohamatsurumi.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5576-576x1024.jpg)
てぃんがーらの沖縄そばは、あっさりとしていますがコクがあり、中太の自家製麺が美味。
「じゅーしぃ」と呼ばれる沖縄の炊き込みご飯も美味しいです。
![](https://yokohamatsurumi.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5609-1024x576.jpg)
※仲通り商店街の美味しいお店は以下の記事にまとめました。
![](https://yokohamatsurumi.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_5609-300x169.jpg)
「おきなわ物産センター」と「てぃんがーら」間の通路は
ノスタルジックな雰囲気が漂います。
![](https://yokohamatsurumi.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5577-576x1024.jpg)
この周辺がロケ地・撮影場所に使われている理由の一つとして、
2021年12月に「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト実行委員会が設立されており、
その委員長がおきなわ物産センター代表取締役社長ということも関連がありそうです。
代表取締役社長の下里 優太さんは「ちむどんどん」の舞台の一つである
横浜市鶴見区を多くの人に知ってもらい、地域一体となって盛り上げていきたいという
熱い想いを綴っている方です。
撮影ロケ地として注目されることで活性化に繋げていきたいという想いがあるのだと推察します。
私も長年鶴見に住んでいる者として、この街の魅力が多くの方に伝わって欲しいと思います。
![](https://yokohamatsurumi.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5075_Moment2-1024x576.jpg)
横浜市鶴見区が「ちむどんどん」の舞台となっている理由
横浜市鶴見区と沖縄は100年以上続く深い関係があります。
鶴見では大正末期から昭和初期にかけて埋め立て事業が行われ、
多くの沖縄出身者が仕事を求めて工場地帯の労働者として移り住んだ様です。
当時、沖縄はサトウキビ生産が主要産業でしたが、砂糖価格が暴落。
暴落により生活難に陥り、仕事を求めて移り住んだという時代背景があります。
沖縄出身者が上京する際、鶴見に移り住んだ知人や親せきを頼って下宿するケースが一定数あったそうです。
![](https://yokohamatsurumi.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5616-1024x576.jpg)
ちなみにですが、このときの埋め立て事業は京浜工業地帯の生みの親と言われている
浅野財閥の創始者「浅野総一郎」が開始しています。
小ネタですが、鶴見線の「浅野駅」はこの創始者の苗字が由来です。
横浜鶴見の鶴見線沿線や工業地帯周辺のディープな部分を撮影しましたので、
興味のある方は 以下のYoutubeを再生して下さい。
仲通り商店街へのアクセス
徒歩の場合、仲通り商店街に行くには徒歩30分程度掛かります。
電車の場合は、JR鶴見駅から鶴見線「弁天橋駅」降車後、徒歩10分程度です。
バスで行く方法が一般的で、
バスの場合は、仲通り商店街付近に停車する本数が多いので便利です。
ネットの記事やブログを拝見しても、仲通り周辺に到着するバスが
あまり知られて無さそうでしたので、詳細を記します。
(ちなみにタクシーだと基本ワンメーターで行けます。面倒な場合はタクシーが一番効率良いです)
バスの乗り場は鶴見駅東口にあります。(タクシー乗り場もあります。)
![](https://yokohamatsurumi.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5522-1024x576.jpg)
仲通り商店街に直接降車出来るバスは少ないですが、その周辺を循環するバスが多く存在します。
下図の赤枠で囲った乗り場・バス系統が仲通商店街の周辺を通過 or仲通りに到着するバスです。
それぞれのバスは30分に1本程度の本数ですが、
いずれかのバスに乗れれば良いので割とすぐに乗車できます。
![](https://yokohamatsurumi.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_5538_追記-1024x576.jpg)
仲通り商店街に行くことが目的の場合、結構な本数があります。
乗り場・バスの系統・降車駅・降車後の所要時間は以下の通り(太字はオススメ)。
2番乗り場・16系統・向井町2丁目・徒歩7分程度
3番乗り場・15系統・入船小学校前・徒歩2分程度(仲通り商店街が目の前)
3番乗り場・16系統・ 向井町2丁目・徒歩7分程度
3番乗り場・128系統・ 向井町2丁目・徒歩7分程度
4番乗り場・15系統・本町通り4丁目・徒歩4分程度
4番乗り場・27系統・入船橋・徒歩3分程度
8番乗り場・臨08・本町通り4丁目・徒歩4分程度