月平均残業40時間の社会人がたった1週間の勉強でビジネス実務法務検定2級に合格した方法

ヤグチタツヤ@yaguchi0626

私は2021年11月5日にビジネス実務法務検定試験2級(以下、ビジ法2級)を受験し、
たった1週間という短い勉強期間で無事一発合格しました。
この記事では、ビジ法2級最短合格のためのノウハウ・コツを記します

働きながら短期間で資格試験に合格するためには、その試験の特徴・出題傾向を理解した上で効率的に習熟することが必須と考えます。

今回受験したビジ法2級に関して
・特徴は基本的な法律知識を浅く広く
 問われる択一形式の問題であること
・出題傾向は多くの部分が過去問から
 出題されることです。

上記の特徴・出題傾向を踏まえて、
最短合格のための戦略・戦術を練って挑んだ結果、合格達成しましたので、少しでも参考になればと思い記事にしました。(※)
本記事では以下の読者を想定しています。

■想定している読者
・ビジネス実務法務検定試験を受験するが
 何から手をつけて良いか分からない方
・出来るなら、なるべく楽して合格したい方
・そもそも効率的な勉強方法が分からない方

(※)
ちなみに、私が最短合格の戦略・戦術を練った経緯ですが、私自身、月平均残業40時間の社会人であることや、1歳9ヶ月になる娘の育児を行いながらなので、あまりビジ法2級の勉強に割く時間が取れませんでした。


また、そもそも受験の動機が、『会社の昇格要件にビジ法2級取得が含まれており、仕方なかったこと』なのでモチベーションが極めて低く、さっさと終わらせてラクをしたかったためです(笑)


正直、ビジ法って履歴書に書ける資格ではあるものの、特段就活や転職に有利となる資格ではないので…。

そもそもビジネス実務法務検定2級とは、どんな試験か

前提知識として、そもそもビジ法2級がどのような試験か説明します。

ビジ法2級はビジネス上のコンプライアンス(法令遵守)能力、その基礎となる実務的な法律知識を問う検定です。


民法・商法・会社法・民事訴訟法・労働法・国際法務など幅広く出題されます。

私が受験した2021年度からIBT(インターネット経由で行う試験)に変更となり、
自宅からでも受験可能となりました。

試験時間は2時間。出題数は40問で全て択一式。100点満点中、70点以上で合格です。
1問2~3点なので、10問程度はミスしても大丈夫です。

例年の合格率はおおよそ40%程度です。しっかり対策すれば正直そこまで難しくない資格です。

【合格に向けた戦略】とにかく過去問を繰り返し解く。テキストは参考程度。

戦略とは、目的を達成するためのシナリオのことを言いますが、ビジ法2級の最短合格という目的を達成するためには、過去問を繰り返し解くことが非常に有効です。


(戦略とか格好良いこと言っておいて、過去問ひたすら解くだけかよ!っと思った方が一定数いると思いますが…)

理由は、ビジ法2級の出題傾向が『過去問から多く出題されること』で、
時には過去の問題がほぼそのまま出題されるケースがあります

したがって、過去問を繰り返し解いていると、見覚えのある問題・答えの分かる問題が増えます。

また、ビジ法2級の特徴として、出題形式が択一式ですが、
この択一の内容も過去問と同じ内容 or 微修正されて出題される傾向にあります


微修正というのは、例えば選択肢の内容が『当該契約は解除できる⇒当該契約は解除できない』という風に変更されているケース等です。繰り返し過去問を解くことで、微修正されていることに気づけます。

言い方が悪いですが、ビジ法2級は過去の使い回し問題・択一が多いため、過去問を解くことが最も効率の良い方法だと考えます

この特徴・傾向が今後変わるかどうかは、私見ですがこの先大きな法律改正等が行われない限り、基本的には変わらないのではないかと思います。


出題者としては、これまでの過去問で幅広く法律基礎知識を問うという目的は達成できてますし、40問ある試験問題を毎回0から新規に作成する体力を割かないのではないかと推察します。

【合格に向けた戦術】合格のための3つの戦術

戦術とは、戦略を達成するための具体的なアクションプランのことを言いますが、
私は主に以下①~③の内容を試験1週間前に実行しました。

①過去問は解説が詳しいものを1冊選び、その1冊だけを繰り返し解く

問題集は解説が詳しいもの1冊選び、繰り返し解いてください。最低でも2周した方が良いです。


事前に参考書等で勉強する必要はありません、合格が目的なら正直時間の無駄です

1周目は、まずは自力で解いてみてください。意外と常識で解ける問題があります。


コツは、問われている問題の法律が無かった場合や、無効となる場合に
どんな悪いことが出来てしまうのか、または、理不尽なことが起きてしまうのか考えながら解くこと
です。
考えても分からない問題は深く考え込まず、解答・解説を確認します。

具体例として、実際の過去問を解いてみましょう。
過去問(第44回第5問)の抜粋です。
<問題>
株式会社の設立に関する次のア~オの記述のうち、会社法の規定に照らし、
その内容が適切なものの組み合わせを①~⑤の中から1つだけ選びなさい。

ア.株式会社の設立に際して作成される定款に、定款の記載事項として会社法に定められていない事項である定時株主総会の召集時期や取締役の定員を記載した場合、当該定款は、全体として無効となる。

イ.株式会社の設立に際し、株式の払込みを仮装する目的で、発起人と払込銀行が通謀して頃合いを行った場合、頃合いの当事者に刑事罰は科されないが、当該払込みは無効とされる。

ウ.発起人は、株式会社の設立に際し、設立時発行株式を1株以上引き受けなければならない。

エ.会社は、発起人が作成した定款について、公証人の認証を受けた時に成立する。

オ.株式会社が成立しなかったときは、発起人は、連帯して、株式会社の設立に関してした行為についてその責任を負い、株式会社の設立に関して支出した費用を負担する。

<選択肢>
①アイ ②アエ ③イオ ④ウエ ⑤ウオ

いかがでしょうか?これからビジ法を勉強する方や法律関連の知識が無い方は、
単語の意味が分からなかったり、前提知識が無いので諦めてしまうかもしれませんが、
上記のコツを駆使すれば、ある程度正答が絞れます。

例えば、イの内容ですが、「仮装」、「頃合い」、「発起人」という普段聞きなれない単語が並んでいますが、
銀行と通謀して何か悪いことをしようとしているのは感じ取れると思います。


そして、その悪いことが横行しても刑事罰が科されないという状況が果たして適切なのか考えます。


刑事罰に科されないなら、発起人とやらはダメ元で銀行と何度も通謀するはずですし、
銀行側も貸し出して利益をあげたいはずです。横行してもおかしくない。でも現実の社会はそうではない。


なので、イは不適切な記述なのではないか…という推論が立ちます。

とすると、イの記述を含んでいる選択肢①③が外れます。
…という風に、ビジ法はある程度推論で答えが絞れます。

なので、深く考え込む必要はありませんが、
諦めずに考えることは、考えた分、解答・解説をみたときの記憶の定着に繋がりますし、
試験当日の心構えとしても非常に重要です。
ちなみにですが、正答は⑤ウオです。

1周目は、1問解いたら、解答と解説を必ず確認してください
各選択肢がなぜ適切なのか、なぜ不適切なのかの理由を確認するようにします
用語の意味・法律の趣旨を理解する
と記憶の定着につながります。

2周目も、 1問解いたら、解答と解説を必ず確認してください特に分からなかった問題は、 なぜ適切なのか、なぜ不適切なのか各選択肢の理由を確認するようにします。

3周出来る余裕がある場合は、前々年度の過去問40問を本番同等の制限時間2時間で解いてください
すべて解き終わったら解答と解説を確認し、特に不正解だった箇所を重点的にチェックすると、より合格率が高まると思います。

前年度過去問からは使いまわされる問題はほとんど無く前々年度の方が使いまわされる問題が多いように思いました。

私が愛用していた問題集は以下の「法務教科書 ビジネス実務法務検定試験(R)2級 精選問題集」シリーズです。


解説が詳しく、1問解く毎に解答・解説が載っています。巻末には過去問が掲載されているのでこの1冊で対策出来ました。

私の場合、分野別問題を2周した後、巻末の過去問で本番同等の制限時間で模擬試験しました。


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